トレンドマイクロ株式会社は2月3日、2010年1月度の「インターネット脅威マンスリーレポート」を発表した。レポートによると、1月の不正プログラム感染被害の総報告数は1,670件で、12月の1,646件から若干増加している。感染報告数ランキングでは、改ざんされた不正サイトに埋め込まれ、ユーザを不正サイトへ誘導する「JS_ONLOAD」が3位にランクインしている。また4位の「JAVA_BYTEVER」は、ユーザ名やパスワードをはじめとする機密情報の盗み出しや、偽セキュリティソフトによる金銭詐取のきっかけになることが多い。1月の感染報告数ランキングは、1位が「MAL_OTORUN(81件)」、2位が「WORM_DOWNAD(43件)」、3位が「JS_ONLOAD(37件)」、4位が「JAVA_BYTEVER(29件)」、5位が「BKDR_AGENT(24件)」、6位が「TROJ_RENOS(21件)」、7位が「TSPY_KATES(20件)」、8位が「JS_REDIR(19件)」、8位が「WORM_SPYBOT(19件)」、10位が「JS_GUMBLAR(18件)」となっている。http://jp.trendmicro.com/jp/threat/security_news/monthlyreport/article/20100203012109.html