フォーティネットジャパン株式会社は2月3日、2010年1月度の「フォーティネットウイルス対処状況レポート」を発表した。2009年12月21日から2010年1月20日までの同社FortiGateネットワークセキュリティアプライアンスとインテリジェンスシステムが検知した情報をもとに作成された「脅威トップ10」では、10位までのうち7件を「緊急」が占め、新規の脅威「Gumblar.Botnet」が1位となっている。FortiGuard IPSが新たに追加した脆弱性の合計は150件で、この22.7%にあたる34件は積極的な攻撃を仕掛けたことが報告されている。最新マルウェアの変種トップ10では、「W32/PackBredolab.C!tr」がランク外から1位となり、新種の「W32/PackBredolab.D!tr」「W32/AutoRun.BBC!worm」がぞれぞれ2位、3位となった。また、マルウェア変種の数量では日本が2位となっている。活動の要約では、コードネーム「Aurora」がグーグルを含む何社かを標的にした攻撃を取り上げている。http://www.fortinet.co.jp/news/pr/2010/pr020310.html