フォーティネットジャパン株式会社は1月22日、米Fortinet社による「IPv6セキュリティスループットにおける飛躍的進歩」を発表した。発表によると、筐体ベースの複合脅威システム「FortiGate-5140」が、56GbpsのIPv6スループットという画期的なIPv6パフォーマンスを達成し、ネットワークセキュリティ処理における新たな業界ベンチマークを確立したという。 これは、複数の10GbEインタフェースを持つBreakingPoint Elite弾力性テスト筐体を使用したベンチマークで立証されたもの。今回の結果は、「FortiGate-5000」シリーズ・ブレードおよびADM追加モジュールのセキュリティ処理の高速化にする「FortiASIC テクノロジー」がベースになっている。 同社のCTO(最高技術責任者)であるマイケル・ジーは、「セキュリティ・パフォーマンスの高速化に専用ASICを使用するというアプローチは、IPv6オンラインへシームレスに移行するのに必要な処理スピードを提供することにおいて強みとなる。」と述べている。http://www.fortinet.co.jp/news/pr/2010/pr012210.html