セコムトラストシステムズ株式会社は12月25日、SSLサーバ証明書の安全対策強化を目的に、次世代暗号技術のデファクトスタンダードとなる「SHA-2」ハッシュ関数アルゴリズムを採用したルート認証局を構築したと発表した。「SHA-2」ファミリー「SHA256」をサービス基盤として採用することで、同社のSSLサーバ証明書「セコムパスポートfor Webシリーズ」の信頼性をさらに高め、証明書の普及によりインターネットの安全対策に貢献するとしている。 同社はNISTや各アプリケーションの対応状況も鑑み、ドコモの2009年度冬春モデルを皮切りにPCや携帯/スマートフォンブラウザをはじめ、各種組込み機器に対して「SHA256」ハッシュ関数アルゴリズムを採用したルート証明書「Security Communication RootCA2」(鍵長2048ビット)を搭載することで安全な認証サービス基盤を確立、インターネットのさらなる安全を提供するという。 http://www.secomtrust.net/news/2009/1225.html