トレンドマイクロ株式会社は12月7日、ソニー・コンピュータエンタテインメントのPSP(PlayStation Portable)向けに、4月から試験提供していたWebセキュリティサービスを有償化して提供すると発表した。開始する新サービスは、有害サイトの閲覧を規制する「トレンドマイクロ キッズセーフティ for PSP」と、ネット犯罪対策の「トレンドマイクロ ウェブセキュリティ for PSP」の2種類。12月18日から全世界同時に提供開始する。
「キッズセーフティ for PSP」は、URLフィルタリング技術を利用し、子どもによる有害サイトへのアクセスを規制するもの。成人向けコンテンツなど、予め設定された特定のカテゴリに分類される有害Webサイトへのアクセスをブロックすることが可能。さらに、PSPを使用している子ども自身による設定解除を防ぐため、パスワード設定によるサービス適用の制御が可能。
もうひとつの「ウェブセキュリティ for PSP」は、同社独自のWebレピュテーション技術を活用し、詐欺サイトなど不正サイトへのアクセスをブロックしてネット犯罪の被害を予防するもの。アカウント情報やパスワードの詐取を防止することができる。両サービスとも、全世界で発売されているPSPが対象で、12言語のユーザインタフェースで提供される。