東日本電信電話株式会社(NTT東日本)は8月4日、ユーザから「電話の故障を装い、電話機の購入を迫る訪問販売があった」との申し出が複数あったことから注意喚起を発表した。これは、あらかじめ電話設備(保安器等)のネジを緩めるなどし、故意に電話が利用できない状態にした上で、NTT東日本を装い「電話が故障していませんか」と訪問し、電話が利用できないことをユーザにその場で確認した上で新しい電話機を現金で購入するよう迫る」というもの。 同社では故障修理で伺った際に、現金をその場で支払うようなことはなく、このような訪問販売に対して、十分注意するよう呼びかけている。万一、不審な電話機訪問販売があった場合は、身分証明書の提示を求め、会社名、氏名、住所、連絡先電話番号などを確認するよう呼びかけている。また、被害に遭った場合は、最寄りの警察署または自治体の消費生活センターへ連絡・相談して欲しいとしている。http://www.ntt-east.co.jp/release/0908/090804a.html