ウォッチガード・テクノロジー・ジャパン株式会社は7月6日、新OS「WatchGuard Fireware XTM」およびセキュリティ・アプライアンス「WatchGuard XTM1050」を発表した。Fireware XTMは、同社の現UTMアプライアンスである「Firebox X e-Series」のセキュリティ機能を強化し、企業のセキュリティを高める他、ネットワークおよび管理機能を拡張し、ウォッチガードFireboxの導入・運用をより簡単、安全に行うことが可能となる。 具体的には、ウォッチガードのHTTPSプロキシ技術を活用し、HTTPSのデータ通信を検査し、HTTPS通信でのセキュリティ脅威からネットワークを保護するHTTPSインスペクションやVoIPセキュリティ、IM、P2Pアプリケーションのブロックなどのセキュリティ機能を強化した。またXTM1050は、デュアル・クアッドコア・プロセッサとFireware XTMを搭載したハイエンドのセキュリティ・アプライアンスとして、10GBのファイアウォール・スループットを実現する。高いパフォーマンスと信頼性でデータセンターなどエンタープライズ環境のセキュリティを高めることが可能となる。 http://www.watchguard.co.jp/press/20090706.pdf