情報セキュリティの次期パラダイムを探る(SANS Institute) | ScanNetSecurity
2024.04.19(金)

情報セキュリティの次期パラダイムを探る(SANS Institute)

セキュリティ研究調査機関である米SANS Instituteは7月16日と17日、セキュリティの最新動向を紹介する「SANS Future Visions 2009 Tokyo」を東京で開催する。

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セキュリティ研究調査機関である米SANS Instituteは7月16日と17日、セキュリティの最新動向を紹介する「SANS Future Visions 2009 Tokyo」を東京で開催する。

SANS Future Visions は、米SANS Instituteの研究者と国内の識者がセキュリティの最新動向を発表する無料のセッションと、併設して行われるセキュリティの実践テクニックを修得する有料のトレーニングのふたつが併行して開催される。

SANS Future Visions は2007年から日本開催をスタートし、今年で3回目となる。本年のテーマは「情報セキュリティパラダイムの次なる変革に向けて」だ。

開催される主なセッションは、16日の、米SANS Instituteのアラン・パーラー氏による最新攻撃動向の分析と対策のほか、ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社の井原亮二氏によるPCI DSSの概要と要求事項、株式会社サイバーディフェンス研究所の名和利男氏によるインシデント対応の実情など。

また、17日午前に行われる「いま注目される新しいセキュリティの潮流」と題したセッションでは、アラン・パーラー氏が米国内で進展が著しい法令やルール制定のここ一年の動きをレビューする。まだ国内でも情報が少ないテーマだ。コンセンサス監査ガイドラインと呼ばれるドキュメントやアプリケーション、ソフトウェアのセキュリティ調達基準の解説などが行われる。インテグレータやベンダ主導の構築や導入がまだまだあたりまえとなっている日本のユーザには、これら米国の制度に関する情報は、新鮮な視点を与えてくれるだろう。

また、ハッキングのデモンストレーション等の内容で、今年からイブニングセッションが開催される。

「SANS Future Visions 2009」は7月16日、17日、ホテル日航東京で開催され、現在登録を受け付けている。

http://www.entryweb.jp/sans/fv09/
《ScanNetSecurity》

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