株式会社ネットフォレストは6月5日、先週末から今週にかけて、Doctor Web社のウイルス解析担当者が「Trojan.DownLoad.37569」「Trojan.DownLoad.36339」「Trojan.PWS.Panda.122」などのマルウェアが添付されたメールが大量に配信されていることを確認したと、Dr.WEBにおいて発表した。くれぐれも添付ファイを開かないよう呼びかけている。 5月31日の深夜から6月1日にかけて、数多くのユーザが家族の誰かからのe-card に関する通知メッセージを受け取ったが、添付されていたecard.exeはDr.Webアンチウイルスによって「Trojan.DownLoad.37569」として検出されるマルウェアであった。また、6月1日の深夜から6月2日にかけてはe-cardとして「Trojan.PWS.Panda.122」が送付された。このマルウェアは感染したシステムの通信を監視し、オンラインバンキングや電子ペイメントシステムにアクセスする際のアカウント情報を盗聴する。「Trojan.DownLoad.36339」が添付されたメッセージは6月2日の夕方から確認されている。http://drweb.jp/news/20090605.html