「ワンクリック不正請求」に関する相談が628件と過去2番目を記録(IPA) | ScanNetSecurity
2024.04.25(木)

「ワンクリック不正請求」に関する相談が628件と過去2番目を記録(IPA)

 独立行政法人 情報処理推進機構セキュリティセンター(IPA/ISEC)は6月3日、2009年5月の「コンピュータウイルス・不正アクセスの届出状況」を発表した。発表によると、2009年5月のウイルスの検出数は約11.5万個と、4月の約15.6万個から26.1%の減少となった。また、5月

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 独立行政法人 情報処理推進機構セキュリティセンター(IPA/ISEC)は6月3日、2009年5月の「コンピュータウイルス・不正アクセスの届出状況」を発表した。発表によると、2009年5月のウイルスの検出数は約11.5万個と、4月の約15.6万個から26.1%の減少となった。また、5月の届出件数は1,387件となり、4月の1,438件から3.5%の減少となった。検出数の1位は「W32/Netsky」で約9.7万個、2位は「W32/Downad」で約6千個、3位は「W32/Mydoom」で約4千個であった。

 5月の不正アクセス届出件数は8件あり、そのうち6件が何らかの被害に遭っていたほか、不正アクセスに関連した相談件数45件のうち、16件もやはり何らかの被害に遭っていた。なお、被害届出の内訳は、侵入4件、メール不正中継1件、DoS攻撃1件などとなっている。

 さらに5月の相談総件数は1,765件で、そのうち「ワンクリック不正請求」に関する相談が628件(4月は572件)、「セキュリティ対策ソフトの押し売り」行為に関する相談が2件(同3件)、Winnyに関連する相談が5件(同4件)、「情報詐取を目的として特定の組織に送られる不審なメール」に関する相談が5件(同0件)などであった。

http://www.ipa.go.jp/security/txt/2009/06outline.html
《ScanNetSecurity》

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