フォーティネットジャパン株式会社は6月1日、2009年5月度の「フォーティネットウイルス対処状況レポート」を発表した。発表によると、2009年5月、FortiGuard IPSは新たに140件の脆弱性を検知した。新たに見つかったこれらの脆弱性のうち、46.4%にあたる65件は積極的な攻撃を仕掛けたことが報告されている。変種ごとに分類したマルウェア活動のトップ10ランキングでは、1位が「W32/Dropper.PTD!tr(34.5%)」、2位が「W32/Virut.A(7.7%)」、3位が「HTML/Iframe.DN!tr.dldr(4.2%)」、4位が「W32/Netsky!similar(3.2%)」、5位が「Adware/AdClicker(3.2%)」と、「W32/Dropper.PTD!tr」が大幅に増加した。http://www.fortinet.co.jp/news/pr/2009/pr060109.html