株式会社タックスは5月12日、同社Webサイト(http://www.tax.co.jp)および関連サイト(tax.co.jpドメインを使用しているサイト)に不正アクセスがあり、一部のファイルに対し改ざんを受けたと発表した。改ざんされたファイルが公開されていた期間(5月10日午前6時から5月11日午後4時まで)に同サイトにアクセスした場合、同社とは無関係の外部サイトに誘導される可能性があったことを確認したという。 同社では社内のPCすべてにセキュリティソフトが実装されていた。不正アクセスの経由は現在調査中であるが、同サイトに接続可能なPCに対して何らかのウイルスが感染し、同サイトへのFTP接続情報が不正に取得され、その結果同サイトの一部ファイルに対して改ざんが行われたものと推測している。同社では、現在すべてのファイルに対して改ざんの有無をチェックし、改ざんされたファイルに対しては復旧を行った。また、不正アクセスの手段と考えられるFTPアクセスについても停止措置を行ったという。http://www.tax.co.jp/content/apology.html