Microsoft IIS 6.0のWebDAV認証回避の脆弱性に関する検証レポートを公開(NTTデータ・セキュリティ)
NTTデータ・セキュリティ株式会社は5月18日、Microsoft Internet Information Server(IIS)6.0のWebDAV認証回避の脆弱性に関する検証レポートを公開した。この脆弱性は、IIS 6.0のWebDAVのUnicode処理に存在するもの。これによりIIS 6.0での認証付きページ、およびWe
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NTTデータ・セキュリティ株式会社は5月18日、Microsoft Internet Information Server(IIS)6.0のWebDAV認証回避の脆弱性に関する検証レポートを公開した。この脆弱性は、IIS 6.0のWebDAVのUnicode処理に存在するもの。これによりIIS 6.0での認証付きページ、およびWebDAVでの認証を回避される危険性がある。同社では、この脆弱性の再現性についての検証を行った。
検証は、ターゲットシステムにWindows 2003 Server Standard Edition Service Pack 2およびMicrosoft IIS 6.0を使用し、ターゲットシステムに細工したHTTPリクエストを送信することで、認証を回避しファイル操作を行った。検証の結果、ターゲットシステムのWebDAVディレクトリ「webdav/」内のファイル名を取得でき、認証を回避して特定のファイルの取得に成功した。現時点で、この脆弱性の修正プログラムはリリースされていない。リリースされるまでは、WebDAV機能を一時的に無効にすることを推奨している。