住商情報システム株式会社(SCS)は5月13日、DMZおよびLAN環境内における各種サーバ、ネットワーク機器、さらにクライアントPCの脆弱性、セキュリティポリシーの管理を支援する「脆弱性統合管理支援サービス」の提供を開始すると発表した。本サービスは、米Qualys社のSaaS型ネットワーク脆弱性検査・管理サービス「QualysGuard」をプラットフォームとして採用したもの。 QualysGuardは、セキュアなデータセンターに設置された脆弱性スキャンシステムから、顧客の環境の脆弱性をリモート診断するもの。グローバルに展開された複数拠点の脆弱性を一元管理することも可能で、より広範なセキュリティ対策、運用負荷の軽減、コストの低減を実現するSaaSプラットフォームとなっている。本サービスでは、QualysGuard と併せて要件定義、システム設計、導入、トレーニング、運用・体制面でのコンサルティングサービス等を提供し、顧客の脆弱性管理体制の内製化を支援する。 http://www.scs.co.jp/news/pdf/20090513_1.pdf