チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社は4月23日、同社のPower-1アプライアンスの新シリーズとして、大規模環境やデータセンター向けのハイエンド・モデル「Power-1 11000シリーズ」を発表し、同日より出荷を開始した。 Power-1 11000 シリーズは、セキュリティ・ゲートウェイとしては初めて、今年初頭に発表された最新のIntel Xeon 5500プロセッサー(Nehalem)を搭載したハイパフォーマンス・アプライアンス。業界最高レベルのファイアウォール・スループット(最大25Gbps)と侵入防御(IPS)スループット(最大15Gbps)を実現しており、ミッション・クリティカルな環境において、重要なアプリケーションの可用性を大幅に向上することが可能。また、導入先環境にあわせ容易かつ柔軟にパフォーマンスを強化できる高い拡張性を持っており、ハードウェアをリプレースすることなく、簡単なアップグレードでシステムのパフォーマンスとセキュリティを強化することができる。 シリーズは、ファイアウォール・スループット最大15Gbps、IPSパフォーマンス最大10Gbpsの「Power-1 11065」、ファイアウォール・スループット最大20Gbps、IPSパフォーマンス最大12Gbpsの「同11075」、ファイアウォール・スループット最大25Gbps、IPSパフォーマンス最大15Gbpsの「同11085」の3モデル構成。全モデルとも5種類のSoftware Blade(先進のファイアウォール、VPN、IPS、アドバンスド・ネットワーキング、アクセラレーション&クラスタリング)を標準で搭載。 http://www.checkpoint.co.jp/pr/2009/20090423power-1.html