三菱UFJ証券株式会社は4月17日、同社のシステム部元社員が約150万名分の顧客情報を不正持ち出し、一部を売却した件で、さらに新事実が判明したと発表した。4月8日の発表時点では、元社員から顧客情報を入手した名簿業者3社が同名簿を販売した先は13社としていたが、その後の調査によって14社であり、このほかにサンプルのみを受け取った業者が現時点で15社あることが判明した。 また、顧客からの情報により、同社の顧客情報を入手した可能性のある業者が50社程度あるという。同社では、これらの業者に対し同情報を利用した勧誘の停止と、勧誘リストからの削除を求めるとともに、同社の代理人弁護士から警告書を送付し事態の収拾に努めているという。http://www.sc.mufg.jp/company/press/pdf/press20090417.pdf http://www.sc.mufg.jp/company/press/pdf/press20090408.pdf https://www.netsecurity.ne.jp/1_13156.html