有限責任中間法人JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は4月7日、2009年1月から3月における活動概要を発表した。JPCERT/CCでは同期間に、深刻かつ影響範囲の広い脆弱性などに関する情報8件を提供した。また、セキュリティ関連情報のうち重要と判断した抜粋情報をまとめたレポートを12件発行した。資料公開では、「技術メモ − クリックジャッキング対策 〜X-FRAME-OPTIONSについて〜 」および「重要インフラ情報セキュリティフォーラム2009」の講演資料を公開している。 また、「制御システムセキュリティ関連講演会の開催とタスクフォースの発足」「SQLインジェクション攻撃により改ざんされたサイトの増加」「キーロガー機能を持つマルウェアによる被害拡散防止」「C/C++ セキュアコーディング・ハーフデイキャンプ・セミナーを開催」「効果的なITセキュリティ予防接種手法に関する調査」「アジア太平洋地域4ヶ国とインシデントドリルを実施」「APCERT年次会合の開催」などをトピックスとして挙げている。 http://www.jpcert.or.jp/pr/2009/pr090002.pdf