株式会社船井総合研究所は2月24日、同社の社員が個人情報を含む業務用のノートPC1台ならびに顧客名簿を紛失する事態が発生したと発表した。これは2月17日深夜、同社社員が帰宅途中に立ち寄った渋谷区の飲食店にて飲食後、店を出るときに業務用ノートPC及び顧客名簿の入ったショルダーバッグを紛失していることに気付き、店員へ確認するとともに、周辺を捜索したものの発見できなかったというもの。翌18日午後、最寄の警察署(渋谷警察署)に遺失物の届出を行い、19日午前に同社システム室にて、紛失したノートPCからの社内ネットワークへのログインを制御した。 紛失したノートPCには11,093件の顧客リストが記録されており、リストには会社名、住所、部署名、役職名、個人名、電話番号、FAX番号、メールアドレスが含まれていた。また、顧客名簿には2月16日及び19日に開催された「ガーデンショップづくり大公開セミナー」の参加者8名の会社名、住所、部署名、役職名、個人名、電話番号、FAX番号が記載されていた。これらの個人情報を企業単位に見直すと9,074社となる。http://www.funaisoken.co.jp/ir/pdf/090224_news.pdf