共同開発したのはKMIP(Key Management Interoperability Protocol)という仕様で、暗号化クライアントと鍵管理サーバ通信のプロトコルを定義し、暗号鍵の生成、発信、取得、削除などの鍵ライフサイクル管理を可能にするもの。レガシーと新規の両暗号化アプリケーションに使用でき、対称鍵、非対称鍵、デジタル証明書、その他のシェアード・シークレットをサポートする。企業はKMIP対応のソフトウェア及びデバイスを利用することによって、互換性のない冗長な鍵管理プロセスを排除でき、運用コストを削減すると共にリスクも軽減できるとしている。各社はKMIPをOASIS(Organization for the Advancement of Structured Information Standards、構造化情報標準促進協会)に提出し、標準化を目指す意向。