株式会社Kaspersky Labs Japanは2月13日、Kaspersky Lab USA オフィスの公式Webサイト usa.kaspersky.com が2月7日に攻撃を受けたと発表した。これは、ルーマニアのインターネットサービスプロバイダのIPアドレスから、同サイトのサブセクションに対して数回にわたりSQLインジェクション攻撃が行われたというもの。攻撃の対象となったサポートセクションは2009年1月末に新バージョンに切り替えられたが、このバージョンに脆弱性が含まれていた。 攻撃後、ただちに同社のセキュリティスペシャリストが徹底調査を行った結果、サイトへの侵入は確認されたものの、情報漏えいはなかったことが確認された。攻撃者はブログ上で「ユーザの個人情報」および「アクティベーションコード」にアクセスできたと主張しているが、ユーザの個人情報やアクティベーションコードをはじめとする情報が漏れた事実はないとしている。http://www.kaspersky.co.jp/news?id=207578735