日本電気株式会社(NEC)は12月11日、統合ID管理ソフトウェアの最新版「WebSAM SECUREMASTER/EnterpriseIdentityManager Ver.3.0」を発売した。同製品は、IDとアクセス制御の集中管理により、内部統制の強化とコスト削減が可能なソフト。新バージョンでは、内部統制における監査対応を強化するため、証跡管理機能の強化を図ったことが特徴。 人事データと業務システムのアカウントを照合し、その記録をID管理の適正性の証拠として利用可能とする監査対応支援機能、マイクロソフトの「Active Directory」と連携して、アカウント管理・証跡管理を容易にするADアカウント管理機能の2つの機能を搭載した。これにより、監査に関するシステム管理者の負荷を軽減することが可能となる。価格は最小構成で278万円(税別)。 http://www.nec.co.jp/press/ja/0812/1101.html