企業のシンクライアント本格導入率は8.2%--IDCが調査結果を発表(IDC) | ScanNetSecurity
2024.04.18(木)

企業のシンクライアント本格導入率は8.2%--IDCが調査結果を発表(IDC)

 IDC Japan株式会社は12月2日、国内シンクライアントソリューション市場のユーザ動向調査の結果を発表した。同調査は、2008年7月にシンクライアント導入実績のある企業のIT管理者などを対象に実施したもの。一次調査の回答数は17,085社で、これによると、シンクライアン

製品・サービス・業界動向 業界動向
 IDC Japan株式会社は12月2日、国内シンクライアントソリューション市場のユーザ動向調査の結果を発表した。同調査は、2008年7月にシンクライアント導入実績のある企業のIT管理者などを対象に実施したもの。一次調査の回答数は17,085社で、これによると、シンクライアントの本格導入率は8.2%、試験導入率は4.0%、導入および検討中は16.6%。産業分野別では、金融、製造、情報サービスの3業種での導入率が高く、建設・土木が最も低かった。

 一方、二次調査による1,140社の回答では、主な導入目的は、セキュリティ対策や運用管理効率化、生産性向上で、特に本格導入したユーザ企業は運用管理効率化が最上位であった。導入に際しての主な阻害要因については、初期導入コストや運用コスト、ユーザアプリケーションの動作問題で、試験導入時にアプリケーション稼働に関して懸念する割合が極めて高いことが分かった。これら結果について、IDC Japan PCsシニアマーケットアナリストは「シンクライアントの普及率はまだ低いが、関心を示すユーザ企業は多い。普及を加速するためには、試験導入段階で滞留しているユーザの最大の阻害要因である“動作しないアプリケーション”を払拭すること」と述べている。

http://www.idcjapan.co.jp/Press/Current/20081202Apr.html
《ScanNetSecurity》

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×