イーズ・コミュニケーションズ株式会社は12月1日、セキュリティ・ビジネスツール「指割」の販売を開始したと発表した。標準価格は25,800円から(税別)。同製品は、指紋認証ユニット付きのUSBメモリにファイルの暗号化/分割保存機能を装備するデスクトップ・セキュリティ・ツール「secureXecu」を搭載したもの。物理的にファイルを分割することにより、仮にファイルが流出しても、価値のある情報として復元できないようにした。 指紋認証ユニットには、DDS独自の周波数解析法を用いた指紋認証エンジン「UB-safe」を搭載し、ユーザ登録率100%、本人拒否率0.1%以下を実現している。また、指紋認証を採用することでパスワード管理の煩雑さを解消した。さらに「secureXecu」は「指割」の本体内に搭載され、起動が行えるためPCにアプリケーションをインストールする必要がなく、PCを選ばず簡単、安全に情報の受け渡しを行うことができる。データの保存容量は約50MBで、あえて小容量にすることにより不必要なファイルの持ち運びを物理的に制限するとともに、仮に「指割」を紛失したとしてもその損害を最小限に抑えられる。 http://www.i-ze.com/main/press_2008_12_01.html