IDC Japan株式会社(IDC)は11月19日、シンクライアントについての国内調査を実施、その結果を発表した。同調査は、シンクライアント専用端末出荷台数および市場規模について調査、分析したもの。調査結果によると「2012年には、シンクライアント専用端末端末の出荷台数が54万台を超え、市場規模は1,415億円に達する」と予測している。また2007年から2012年の出荷台数の年間平均成長率(CAGR)は36.0%と高成長が期待できるとしている。 なお、端末の出荷台数は07年の実績値で11万6,000台、08年の予測値で17万台超である。さらに端末と、PCにUSBメモリーキーを装着したシンクライアント化端末を合わせた総出荷台数は2007年の実績値で19万6,000台。2012年には87万6,000台に達するとみている。同発表の詳細は、HPの「国内シンクライアント市場2008年上半期の分析と2008年〜2012年の予測:仮想化とモバイルシンクライアントの動向」に掲載されている。 http://www.idcjapan.co.jp/Press/Current/20081119Apr.html