NRIセキュアテクノロジーズ株式会社は11月11日、Webサイトのセキュリティ管理者をサポートする情報提供サービス「脆弱性マネジメントサービス」を全面改良し、同日より提供を開始したと発表した。同社はこれまで、国内外から収集しているWebサイトに関する最新の脆弱性情報と、専門のセキュリティスタッフが、予めユーザから入手しているWebサイトのセキュリティ対策の現状をもとにリスク評価し、その結果をユーザに対して報告してきた。 今回提供を開始する改良版は、メイン画面を大幅に改良し、対象となるWebサイト/サーバに関する脆弱性対策の状況を一元管理できるようになった。さらに新たに設けた過去分析画面では、これまでの脆弱性の発生件数の推移や対策適用の状況などをグラフィカルに表示し、分析が可能だ。そのほか想定されるリスクをカテゴリー化、検索がより簡単になったほか、脆弱性判定情報が、メールだけでなく専用Web画面でも確認できるようになっている。 http://www.nri.co.jp/news/2008/081111_2.html