神奈川県教育委員会は11月11日、同県立高校生徒の個人情報がインターネット上に流出した可能性があると発表した。これは、9月中旬にファイル交換ソフトを通じて個人情報のデータが流出しているとの匿名FAXにより発覚したもので、このデータは同教委が2005年度に日本IBMに委託して開発したシステムに使用されたものであるという。 流出した可能性のあるデータには、6年度に授業料の口座引き落としを行っていた生徒の氏名、住所、電話番号、口座番号などが含まれており、データの一部は閲覧できないよう加工されている。同教委では個人を特定できる情報は流出していないとしているが、最大152校、約11万名のデータが流出した可能性があるという。http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/40/4001/index.html