10月のマルウェア状況を発表(G DATA) | ScanNetSecurity
2025.12.25(木)

10月のマルウェア状況を発表(G DATA)

 G DATA Software株式会社は11月7日、2008年10月のマルウェア状況を発表した。発表によると、ジーデータ・セキュリティラボで確認された10月のマルウェア数は1ヶ月間で80,389件に上った。今年のピークであった8〜9月と比べると、やや下がっているものの、2008年1月から

製品・サービス・業界動向
 G DATA Software株式会社は11月7日、2008年10月のマルウェア状況を発表した。発表によると、ジーデータ・セキュリティラボで確認された10月のマルウェア数は1ヶ月間で80,389件に上った。今年のピークであった8〜9月と比べると、やや下がっているものの、2008年1月から10ヶ月間の累計は約706,000件になった。昨年の約133,000という記録的な数字よりも、すでに5倍以上の数値となっている。

 当初懸念していた100万件を超えるのではないか、という危惧はやや回避される可能性が出てきたが、年末は毎年ウイルス発生が上昇する傾向にあり、引き続きの警戒を呼びかけている。マルウェアカテゴリでみるトップ5では、10月のマルウェアは先月の1位と2位、3位と4位が入れ替わり、トロイの木馬(30.3%)、バックドア(23.0%)、ダウンローダー(21.4%)、スパイウェア(14.6%)、アドウェア(4.3%)の順となった。特にトロイの木馬が8月から上昇しており、昨年の比率と比べると20%もの上昇となっている。


http://gdata.co.jp/press/archives/2008/11/10.htm
《ScanNetSecurity》
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 永世名誉編集長 りく)

×