IDC Japan株式会社は10月8日、国内セキュリティソフトウェア市場のうち「セキュアコンテンツ管理製品」「脅威管理製品」の市場予測を発表した。セキュアコンテンツ管理製品は、2007年から2012年の年間平均成長率(CAGR)は5.1%で、2012年には1,102億円の市場規模に拡大するとIDCではみている。また、2012年におけるコンシューマー向けソフトウェア製品は、480億円(CAGR 5.8%)、企業向けソフトウェア製品は622億円(CAGR 4.5%)に達するとしている。 コンシューマー製品市場は、PCユーザだけではこれまでのような新規需要による高い成長率は難しくなってきており、携帯電話などの新たなコンシューマー市場でのユーザ獲得により市場が拡大するとみている。また企業向け製品市場では、外部からのさまざまな脅威から防御する機能が加わった統合製品が主流となってきており、特にメッセージセキュリティ製品が情報漏えいや内部統制対策の需要により、2007年から2012年のCAGRは16.3%とセキュアコンテンツ管理の中で最も高い成長率で拡大するとIDCではみている。 http://www.idcjapan.co.jp/Press/Current/20081008Apr.html