ネットワンシステムズ株式会社は9月4日、米Palo Alto Networks社と販売代理店契約を締結し、同社の次世代ファイアウォール「PA-4000シリーズ」と「PA-2000シリーズ」を10月より販売すると発表した。 同製品は、IPアドレスとポート番号で通信をコントロールする既存のファイアウォールとは異なり、アプリケーション・ユーザー・通信内容そのものを個別に認識し、それらを組み合わせることで効果的に通信をコントロールする次世代型ファイアウォール。全てのトラフィックからプロトコルを検出・解読した上で、パケットの特徴からアプリケーションを特定し、個別の通信制御を可能にする「App-ID」などの独自技術より、700種類以上のアプリケーションの利用状況を詳細に可視化し、ユーザーやグループ単位での細かな通信制御を実現。 また、オプションにより54カテゴリ、2,000万以上のURLを対象としたURLフィルタリング機能や、許可したアプリケーションの通信に潜むウイルス、スパイウェア、ワーム、脆弱性に対する攻撃を効率的に検知して防ぐことができる対策機能を提供。機能を統合したFlashMatchエンジンにより、これらを一回のスキャンで実現しているため、高いスループットを維持したままでより堅牢なファイアーウォールを構築できる。価格は2,608,200円〜。 http://www.netone.co.jp/newsrelease/2008/20080904.html