株式会社オージス総研とさくら情報システム株式会社は8月8日、両社の協業ソリューションである「ITマネジメント・トータルサポート」の第一弾として、ログの分析・監視をサービスで提供するSaaS型ソリューション「Can査ぽーと」を7月から提供開始したと発表した。 「Can査ぽーと」は、さくら情報システムのログ分析パッケージである「PowerAudit」をベースとしたもので、ユーザーのログをオージス総研データセンターに転送した上で、ユーザーのセキュリティポリシーに沿って分析するサービス。セキュリティポリシーに沿ったフィルタリングにより、不正に繋がる兆候のログを切り分け、その結果を脅威レベルに応じて一目で確認できる形式で専用Web画面上に表示する。 ログ情報と人事情報をマッチングさせることで、ITの知識を十分持たない現場担当者でもポリシー違反者の特定を可能にするほか、ポリシー違反に対する対応では、ラインの上司からの事情説明の要求や確認までを、システム上で処理するワークフロー機能によりログ管理のPDCAをサポート。内部統制の強化などに貢献する。 料金は、初期費用700,000円〜、利用料金は1アプリケーション、最大100MB/日のログ伝送、100アカウントまでを管理する標準モデルで月額180,000円。 http://www.ogis-ri.co.jp/news/g-01-000000DF.html