シマンテック コーポレーションは6月18日、「パソコン利用時のストレス調査」の結果を発表した。調査結果によると、PCのクラッシュや全データの損失から受けるストレスは、男女すべての年代で失恋のダメージを上回った。また、「もしインターネットが全く使えなくなったら?」の問いには、昨年の調査同様に7割が「日常生活にかなり支障をきたす」と回答し、日常生活においてインターネットやPCへの依存が高い様子も明らかになった。 今回の調査では、PCのメモリ容量や平均保存データ容量が増加するなどPC利用の比重が大きくなっていくとともに、日常生活におけるストレスの平均27%をPC関連のストレスが占めるなど、PCから受けるストレスの比重も大きくなっていることが判明した。またスキルを問わず「動作が遅い」を筆頭に、全体の約80%がPCのパフォーマンスに、また同じく約85%がセキュリティにストレスを感じていることでも昨年と同様の傾向が現れている。回答者の平均保存容量は昨年に比べ28%増加しているにも関わらず、データのバックアップ実施率は前回から変わらず57%にとどまっている。http://www.symantec.com/ja/jp/about/news/release/article.jsp?prid=20080618_01