RSAセキュリティ株式会社は6月16日、千葉銀行が個人向けインターネットバンキング利用者のセキュリティ対策として、ワンタイム・パスワードの「RSASecurID」を採用したことを発表した。同行は、RSA SecurIDによる「ワンタイムパスワード認証」を2008年9月より開始する予定で、希望する顧客にはワンタイム・パスワード生成機を無料で配布する。RSA SecurIDは、60秒ごとに生成されるランダムな数字と本人だけが知る暗証番号という、二つの要素を用いて認証を行うワンタイム・パスワード。表示される数字を入力するだけのシンプルな使い勝手が特徴で、有効なパスワードは60秒ごとに変わるため、スパイウェアやファイル共有ソフトなどを利用したパスワード詐取によるなりすましを防ぎ、強力な本人認証を実現できる。http://japan.rsa.com/press_release.aspx?id=9433