西部電気工業株式会社は5月30日、同社委託先企業の社員(西部電気工業元社員)の自宅にある個人用PCがウイルスに感染し、工事関連情報がファイル共有ネットワークに流出したことが判明したと発表した。流出した情報は、西日本電信電話株式会社(NTT西日本)九州内の各支店から受託した電気通信設備請負工事に関連して、元社員が作成した作業用のデータ。 この作業用データには、2,248件(熊本県:1,021件、大分県:980件、長崎県:244件、福岡県:3件)の個人顧客、および597件(熊本県:309件、大分県:160件、長崎県:125件、福岡県:3件)の法人顧客の情報が含まれていた。内容は顧客名、住所、口座番号。なお、口座番号が含まれていたのは大分県の個人顧客7件のみだという。http://www.seibu-denki.co.jp/infofile/news/121214758024898-1.pdf