三井物産セキュアディレクション株式会社は5月26日、「Webアプリケーション脆弱性検査サービス」の最新統計レポートを公開した。このレポートは、MBSDが2007年度(2007年4月1日〜2008年3月31日)に実施したWebアプリケーション脆弱性検査サービスの結果と、2002年からの統計を集計し、Webサイトのセキュリティ対策状況を分析したもの。 レポートによると、昨年度検査を行ったWebサイトのうち、87%のサイトから何らかの脆弱性が発見されており、依然として多くのWebサイトで脆弱性が残っている、または新しく作りこまれている状況にある。ただし、脆弱性が発見されなかったセキュアなサイトの割合は年々増加傾向にある。一方で約過半数のサイトからは、個人情報漏洩等に繋がる恐れのある脆弱性が発見されている。これらの危険なサイトの割合も徐々に減少しているものの、まだ楽観視できない状況であるとしている。http://www.mbsd.jp/newsrelease/pressrelease_20080526.html