株式会社アイティーと株式会社ローレルインテリジェントシステムズは2月19日、ローレルインテリジェントシステムズが開発したデータ暗号化モジュール「モバイル端末向け暗号Lib」に関する業務提携を行ったと発表した。アイティーは「モバイル端末向け暗号Lib」をiアプリ専用の業務用ソリューションに組み込むことで、積極的な販売展開を行う。サービスの開始は4月1日で、初回版はドコモiアプリのみの対応となるが、順次各キャリアの携帯アプリへの対応を計画している。今回採用した「モバイル端末向け暗号Lib」は、ローレルインテリジェントシステムズが保有する暗号化アルゴリズム「SXAL/MBAL(ISO9979)」をiアプリ専用にモジュール化したもの。SXAL/MBALは、PC向け情報セキュリティツール(内部情報漏洩防止)である「FSSスマートシリーズ」にも採用されている。この暗号処理を6KBのコンパクトサイズに最適化し、携帯に実装することを可能とした。携帯電話内に保存するデータを独立した方式で暗号化することができるため、端末の紛失や盗難時の情報保護に高い効果が期待できる。http://www.it-tokyo.co.jp/homepage/pdfs/press200802_1.pdf