RSAセキュリティ株式会社は1月9日、マネックス証券株式会社がオンライントレード利用者のセキュリティ強化策として「RSA Adaptive Authenticationfor Web」を採用したと発表した。現在、インターネット・トレーディングの利用者は、サイトへのログイン回数が他の金融サービスより多い傾向があり、ネット犯罪から利用者を保護するために、本人認証の強化とフィッシング対策の導入が求められている。そこでマネックス証券は、セキュアなログインサービスとして、RSAセキュリティの「リスクベース認証」モジュール、「ユーザーによるサイト認証」モジュールを利用したサービスを開始した。同サービスは、複数の認証手法を組み合わせて認証を強化する多層型ソリューションなため、フィッシング詐欺の脅威や他人による不正ログインのリスクの軽減がみこまれる。なお、「RSA Adaptive Authentication for Web」の運用開始および証券業界における採用は、マネックス証券が日本初。http://japan.rsa.com/press_release.aspx?id=8987