株式会社Kaspersky Labs Japanは1月2日、2007年12月のウイルスTOP20、およびオンラインスキャナTOP20を発表した。ウイルスは、2007年の終わりになって、メールトラフィックの状況が急激に変化した。これまでのランキングでは旧来のメールワームが多くを占め、特に大きな動きはなかったが、12月に入ってワームではない新世代プログラムが爆発的に増殖した。トップ20の上位には、「Email-Worm.Win32.NetSky.q」「Trojan-Downloader.Win32.Diehard.dc」「Email-Worm.Win32.Warezov.xd」がランクインしている。オンラインスキャナでは、2007年のオンラインスキャナーランキングの首位がほとんどトロイの木馬系ダイアラープログラムによって占められていたことは確かであり、12月も例外ではなかった。トップ20の上位には「Trojan.Win32.Dialer.yz」「Virus.Win32.Virut.avc」「Email-Worm.Win32.Brontok.q」がランクインしている。http://www.kaspersky.co.jp/news?id=207578631http://www.kaspersky.co.jp/news?id=207578630