国民生活センターは10月30日、全国の消費生活センター等にセキュリティソフトに関する相談が寄せられているとして、注意を呼びかけている。相談事例をみると、セキュリティソフトを購入しようとしてお金を振込んだ後、問合せをしようと思っても連絡がつかないケースや、インターネットを使用しているときに突然「このままだとウイルスに感染する」と警告のメッセージが出たため、クレジットカードの番号を入力してしまい、後から偽のセキュリティソフトだとわかったというケースが多いという。また、セキュリティソフトをパソコンにインストールしたことにより、パソコンが作動不良や機能故障を起こしてしまったのではないかという相談も寄せられている。同センターでは消費者に対するアドバイスとして、「購入商品の内容の確認と、連絡先の確認を行う」「デスクトップ画面上に警告が出たからといって、慌ててセキュリティソフトの利用契約をしない」「消費生活センター等に相談する」などを掲載している。国民生活センター:セキュリティソフトに関するトラブル http://www.kokusen.go.jp/soudan_now/data/sn-20071029.html