SAPジャパン株式会社は10月23日、アイデンティティ(ID)管理ソフトウェアの新製品「SAP NetWeaver Identity Management」の提供を同日より開始すると発表した。本製品は、さまざまなシステムとビジネスプロセスを横断する統合プラットフォームとして、アイデンティティ情報を一元的に管理し、データアクセスのセキュリティを強化できるソフトウェア。複数のシステムに存在する、ユーザIDとアクセス権限であるユーザロール(役割)といった、アイデンティティ情報を統合的に管理することによって、管理者の負担の軽減およびITの総体的な運用コストの削減を実現し、SOA環境におけるセキュリティの向上を可能にする。たとえば、SAPおよびSAP以外の人事管理システムと連携し、人事データの変更をトリガーにして各システムのアイデンティティ情報を自動的に更新することが可能となる。http://www30.sap.com/japan/company/press/press.epx?pressid=8481