ネットエージェント株式会社は10月16日、Winnyネットワーク上に流通していた流出ファイルについて、サンプリング抽出し、同社独自のWinny検知システムにて発見した流出ファイルの所有者数の推移を調査し、結果を発表した。調査結果によると、暴露ウイルスなどによりWinnyネットワークに情報漏洩した流出ファイルにおいても、その後、Winnyネットワーク上から消滅した流出ファイルがあるという事実が判明した。また、Winnyネットワークに情報漏洩した流出ファイルにおいて、掲示板への書き込みやインターネット(Web)への情報掲載およびプレスリリース、ニュース報道などにより流出ファイルの所有者が増加し、長期にわたって多くのWinny利用者に流出ファイルが保持される傾向があるということも判明している。ネットエージェント:Winnyネットワークにおける流出ファイル推移調査結果についてhttp://forensic.netagent.co.jp/winny_move.html