株式会社CSK Win テクノロジ、サイオステクノロジー株式会社、センドメール株式会社の3社は9月10日、都内で記者会見し、センドメールの「Sendmail Advanced Message Server(以下、SAMS)」で構築されたメールシステム向けの高可用性クラスタ化ソリューションとして、「Sendmail Cluster Kit for Windows」の販売を同日から開始することを発表した。 「Sendmail Cluster Kit for Windows」には以下のような特長がある。●SAMS固有の監視スクリプトなどの開発が不要●SAN(Storage Area Network)などの共有ディスクを使わずに、2台のサーバに搭載した内蔵ディスクをネットワークミラー化する構成を採用●HAクラスタを実現するWindows ServerのEditionは問わない 会見で、CSK Winテクノロジ社 営業部 部長の清瀬氏は、「メールシステムはもはや単なるプラットフォームではなく基幹システムとしてビジネス必須アイテムとなり、その重要性が高まってきている」と話した。 サーバに障害が発生した際にコールドスタンバイによる対策を行うだけでは、その停止時間はシステムによっては致命的なものとなる。そこで、クライアントへのサービス継続や、メンテナンスなどの計画停止中のサービス提供などを考えるとホットスタンバイの実現が重要だ。「Sendmail Cluster Kit for Windows」は障害を検知して自動的にホットスタンバイ機にサービスを切り替えることが可能だという。http://www.sendmail.co.jp/company/press/pdf/070910_Sendmail-Cskwin-Sios.pdf