セコムトラストシステムズ株式会社は10月2日、株式会社内田洋行主催セミナー「オフィス移転セミナー in OSAKA」で、「災害発生時の社員、事業所の安全確認システムのご提案」と題し、BCP(事業継続計画)の視点でとらえた事業継続、事業早期復旧のポイントについて講演する。BCPとは、地震・火災等の災害や、事件・事故による不測の事態が発生した場合、事業資産の損害を最小限にとどめ、中核業務を中断せずに稼働し、もし中断した場合にはあらかじめ設定した目標復旧時間内に、重要な業務や機能を再開させるための対応手順等を定めた文書等を指す。現在多くの企業が、ウイルス被害や情報漏えい事故等と同様の対策項目としてBCPを認識しつつあり、コンサルティングのメニューとしてBCPを強化するセキュリティベンダが増えている。セミナーが開催される大阪ビジネス地区は現在、大型テナントビル竣工ラッシュで、今後、多くの企業のオフィス移転が行われるが、この移転はBCPの視点からオフィス構築を再検討する絶好のチャンスとなるという。http://www.secomtrust.net/news/2007/cmt_seminar_20071002.html