三菱電機株式会社は6月7日、製造業が業務委託先や国内外の拠点などに開示する技術情報の漏洩を防止するセキュリティアプライアンス「三菱情報漏洩防止ソリューション＜DROSY AP（ドロシー エーピー）＞」を発表、6月11日より発売開始した。同製品は、データの暗号化や利用権限の管理などが行える同社の企業機密管理ソリューション「DROSY Enterprise Edition」を製造業向けに特化し、アプライアンス化して提供するもの。製造業で頻繁に使われる「完成図書」「出図用図面」「据付・保守用教材」のファイル形式の主流であるPDFやTIFF、JPEGを特別なカスタマイズなしに保護対象文書として取り扱い可能。英語版OSのクライアント端末での操作も可能なため、グローバル展開する製造業などにも適している。また、「HP IceWall Quick File Store」との連携機能により、インターネット経由のファイル共有が可能なため、拠点が国内外に複数分散している場合でも機密情報を安全に管理できる。価格は945万円。http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2007/0607.htm
