球磨地域農業協同組合(JAくま)は5月28日、農林中央金庫熊本支店から球磨地域農業協同組合の貯金口座に関する顧客情報が記録された記録媒体(MO)を同組合へ送付する過程で紛失した可能性があることが判明したと発表した。このMOには、同組合に貯金口座を持つ個人および法人の顧客(61,392件)に関する口座番号、顧客氏名(法人顧客の場合は名称)、生年月日(法人顧客の場合は設立年月日)、住所、電話番号、貯金残高などの情報が記録されていた。組合から同金庫あての連絡により、紛失した可能性が明らかになったのは5月11日。同日以降現在に至るまで、同組合および同金庫熊本支店において当該MOの探索を続けたが、発見に至っていないという。同組合では、顧客へ個別に連絡するとともに、店頭やホームページでの告知を行い周知を徹底するとしている。また、この件により詐欺などが発生する可能性もあるとして、同組合などの職員を装った不審な連絡に注意するよう呼びかけている。JAくま:お客様情報の紛失可能性についてお詫びとお知らせhttp://www.ja-kuma.or.jp/okyakusamajouhounohunnsitsu.pdf