マイクロソフト株式会社は4月25日、「マイクロソフト マルウェア対応センター(Microsoft Malware Protection Center)日本ラボ」を新設すると発表した。本センターは、同社の「Trustworthy Computing(信頼できる継続的なコンピューティング環境)」の実現に向けたもので、セキュリティ対応体制の強化を目的としている。本センターでは、総務省と経済産業省の連携プロジェクト「サイバークリーンセンター」の協力などにより日本国内で発見されたBotの解析を行い、日本独自のマルウェアを含む世界中の脅威に対応してきた。今回、日本ラボを設置し、調査や研究を強化することで、日本国内で発見されたマルウェアへの対応の精度向上や対応時間の短縮を実現する。また、日本を含む各国の脆弱性、マルウェアの活動を分析し、半年に一度の頻度で「Microsoft Security Intelligence Report(SIR)」日本語版の提供も開始する。http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=3036