日立公共システムエンジニアリング株式会社(日立GP)は4月11日、文書の偽造・改竄を検知する印刷文書のセキュリティソフト「紙の番人」の機能強化として、改竄防止用紙と同等の印刷文書を作成可能な「複写検知」ソフトを7月より発売すると発表した。同製品は、不正な複写を行なった場合、明らかに複写と判別できる模様(複写模様)を印刷時に埋め込み可能なセキュリティソフト。専用用紙は不要で、普通紙に自由なデザインの複写模様を埋め込み、改竄防止用紙と同等な印刷文書の作成を可能できることが特徴。必要な時に必要な枚数だけオンデマンドで作成できるため、運用コスト・管理リスクが低減する。日立GPは、公共団体に限らず、重要書類保管・管理業務、電子交付文書等の印刷を行う民間企業など、他の分野にも同ソフトウェアを提供していく予定だ。http://www.gp.hitachi.co.jp/newsrelease/070411.html