日本エフ・セキュア株式会社は2月7日、企業向け統合セキュリティ対策の新バージョン「F-Secureアンチウィルス クライアントセキュリティ」Ver7を2月14日より出荷開始すると発表した。本製品は、Windows端末におけるウイルス対策、スパイウェア対策、ファイアウォール、侵入防止、アプリケーション制御を統合し、集中管理機能を提供する統合セキュリティ対策製品。動作環境はWindows 2000およびXPとなっているが、Windows Vistaに対応するVer7.1の公開ベータ版も提供している。新バージョンでは、従来の定義ファイルベースのシステムと数種の事前予防技術をシームレスに統合した「F-Secure DeepGuard」を搭載し、未知の脅威に対する保護を行う。これによって、システム制御、サンドボックス検査、コード・インジェクションのブロック、先進的ヒューリスティック、およびランタイム振舞検知の技術の統合を実現した。また、システムの深部を検査してルートキットを検知するスキャナ「F-Secure BlackLight」の搭載により、ルートキット対策にも対応した。http://www.f-secure.co.jp/news/200702071/