日立情報通信エンジニアリング株式会社は11月20日、オフィスの情報セキュリティと運用管理を向上させるソリューション「NCS-Secure Office Solution」を12月1日より発売すると発表した。本ソリューションは、オフィスのPCに散在するデータをセンターサーバに一元管理することで、オフィスPCからのデータ流出を防止し、同時にセキュリティと運用管理の効率向上を支援するもの。また、導入コストを抑えるために既存のPCを有効活用できる。本ソリューションでは、センターシステムの複雑な設定をテンプレート化したアプライアンスサーバ製品「仮想デスクトップシステム」を提供する。これによりセキュリティ設計、認証システム設計、システム拡張などのノウハウをテンプレート化し導入、設定を容易にしている。また、PCの読み書き領域をセンターで一括管理するため、PCのハードディスクには書き込めないようにする、PCユーザにはUSBメモリを使えないようにする、PCをシンクライアント化するといった情報漏洩防御手段を提供する。http://www.hitachi-jten.co.jp/news/2006/061120.html