凸版印刷株式会社は11月17日、NICT(独立行政法人情報通信研究機構)と共同で広告付きファイル暗号化ソフトウェア「CIPHERON NEO」を開発したと発表した。本ソフトウェアは、11月20日に25万部発行されたフリーDVD「codeNEO」vol.5にコンテンツと共に収録され、無料で配布された。コンテンツ再生画面で右側に表示される画像をクリックすることでソフトをインストールできる。本製品は、ハードディスク上のファイルを暗号化するもの。これにより、例えば外部端末から不正にアクセスされた場合でも、ファイルの内容を見られる心配がなくなる。また、2次元バーコードを用いた認証キーを発行でき、2006年12月からはファイル暗号化ポータルサイト「CIPHERON.NET」上でこの認証キーを登録することで、暗号化されたファイル交換が可能になる予定。なお、本製品はNICTが独自に開発した暗号化技術を応用して開発されている。http://www.toppan.co.jp/news/newsrelease512.html