日本電気株式会社(NEC)は9月6日、紙文書から電子データ、ネットワークまでを統合的に管理し、PCやサーバなどそれぞれのセキュリティ機能を相互にかつ自動的に連携する「InfoCage」を発表した。同製品は、統一したセキュリティポリシーの下、ファイル、PC、サーバ、ネットワークそれぞれに、バランスの取れたセキュリティ対策を施すというもの。例えば、社内のあるPCにセキュリティ上の問題が発生した場合、セキュリティソフトが管理システムに警告し、ファイルセキュリティなどが自動で対策開始、ネットワークレベルで問題PCを隔離、治癒するとともにサーバレベルでアクセス拒否、ファイルレベルで外部メディアへの出力を禁止するといった対策を行なう。NECは今後、PCなどクライアントの暗号化/認証を行う「Clientシリーズ」を皮切りに、5つの製品群を発売する予定だ。http://www.nec.co.jp/press/ja/0609/0601.html